2008/09/21

アイデアのつくり方 / ジェームス W.ヤング

「アイデアの『つくり方』」
――この言い回しがこの本の内容を過不足なく表現しています。

「発想」についての基本原理・方法が短くまとめられていて短時間でパッと読めるにもかかわらず、書かれていることは一生モノ。

読んでいて、「そうだったのか!」という意外な発見・驚きはあまりないのですが、「そうそう!」と納得し、自分が意識せずやってきたことを言葉にまとめて書いてくれていて、「よくまとめてくれた!」と思います。
「アイデアを考えるとはこういうことだな」と再認識できます。

企画やデザイン、技術にかかわるすべての人に、ぜひ読んでもらいたい一冊。


【ポイント】:3つ
・アイデア = 一定の明確なプロセス(フォード車の製造と同じ)
・アイデアの原理 = アイデアは「既存の要素の組み合わせ」
・アイデアのプロセス =
 1)データ集め
 2)データの咀嚼
 3)データの組み合わせ
 4)ユーレカ(発見)の瞬間
 5)アイデアのチェック


2008/09/18

ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition/ロビン・ウィリアムズ

「プロのデザイナーではないけれど、よいデザインのものが作りたい。」
そんな思いに応えてくれる一冊。
この一冊を読むだけで突然良いデザインができるようになるわけではありませんが、平面デザインの(とっても重要な)基本的な考え方を知ることができます。

基本原理として4つ。
たった4つ、だけど、とっても大事な4つ。


【キーワード】:4つ
 1.整列
 2.近接
 3.反復
 4.コントラスト



ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか/梅田望夫

これまでのウェブ、これからのウェブを俯瞰し、「今のこの時代をどう生きるべきか」のヒントを示してくれる一冊。

今の僕はGoogleなどのサービスをせいぜい利用するだけでウェブのことはよくわかっていない。だから、ここに書かれていることの意味はすべてはわからなかった。
だが、僕にとって(そして、僕の世代にとって)とても重要なことがこの本に書かれてあることはわかったし、この本を読んでいて僕が純粋に「ウェブの明日」にワクワクしたのは確か。

著者に対して素朴に
「僕もこの人みたいな姿勢で生きていきたい」
と思った。

楽しみながら、戦略を持って、勤勉にやれば、未来はもっと楽しい。



これからも何度も何度も繰り返し読み返すであろう本。

【キーワード】:4つ
 1.志向性(好き)
 2.勤勉さ
 3.高速道路とけもの道
 4.ロールモデル





合わせて読みたい:
ウェブブック『生きるための水が湧くような思考』(梅田望夫著)